家のリフォームに優先順位はありますか？

自宅が古くなってきて、そろそろリフォームをした方が良いのではないかと考えるようになりました。
理想は、目に付くすべての場所を修繕することですが、予算的にそれをすぐに行うのは難しい状態です。

傷みが気になる部分は、たくさんあります。
この場合、優先的にリフォームをするべき場所があるのでしょうか？
それとも、自分が一番綺麗にしたいと思うところから、リフォームをするべきなのでしょうか？

安心して使えない場所からリフォームするのがお勧め

大掛かりなリフォームとなれば、費用の問題もありますが、工事日数が長くなるといった問題も出てきます。
これらの問題が気にならないのであれば良いですが、そうでないなら、まず先に安全な暮らしを阻害しそうなところから始めるのがお勧めです。

例えば、しょっちゅう水漏れが起こる水回りや、歩くたびにグラグラしてしまう会談や手すりなどは、早めに修繕した方が安心です。
家の中で、一番傷みが激しい場所からリフォームを行うようにすれば、まずは不安を取り除けるといったメリットがあります。

家の中を綺麗にしたいという気持ちも当然ですが、是非家の外側にも注目してみてください。
外壁や屋根、雨どいなどは、傷みやすい部分でもあります。
365日強い日差しを受けていますので、その分劣化しやすいのです。
生活に支障がない場合であっても、ある程度年数が経つと、傷みが目立つようになります。

そのまま放置していると、場合によっては、建物そのものを傷めてしまう可能性もありますので、是非確認してみてください。
どんな塗料を使うかによって、耐久年数が異なりますので、そのあたりも確認しながら進めるようにすると良いでしょう。

また、雨どいが壊れたままの状態にしていると、場合によってはお隣さんに迷惑をかけてしまうこともありますので注意が必要です。
壊れた雨どいから落ちた雨が、近くに停めてある車にかかってしまうこともあるからです。

一般的には、外壁や屋根は、10～15年くらいに1回くらいのペースで塗装する必要があることが多いようです。
場合によっては、足場を組む必要も出てきます。

リフォームにどれくらいお金をかけることができるのか、まずは確認してみましょう。
次に、優先順位を決めて進めるようにすると安心です。

安心して使えない場所や設備、外装を先にするようにして、次に予算があったら綺麗にしたい場所を手掛けるようにするのがお勧めです。

一度見積もりを取ってみると、イメージしやすいです。
リフォームも高額になる場合が多いので、よく考えて判断しましょう。