子供をちゃんと褒めてあげたいができない
失敗も多い子供ですが、頑張っていることもたくさんあります。
それに、自分なりに努力しているのも分かっています。
でも、上手に褒めてあげることができず、自分を情けなく思っています。
良いところもたくさんあるはずなのに、どうしても悪い部分に目が行きやすく、それに気づくとつい一言口にしてしまうのです。
どうしたら、もっと子供が喜ぶような褒め方ができるようになるのでしょうか?
完璧主義をやめてみる
子育てしていると、なかなか自分が思ったように進まないものです。
でも、それが子供なんです。
子供に対する完璧主義をやめる前に、自分への完璧主義をやめるようにしてみてください。
意外に思うかもしれませんが、自分自身が完璧をやめて、必要以上に頑張ることをやめるようにすると、お子さんの良い部分が見えやすくなります。
そうすれば、あれこれ考えなくても、どんなふうにお子さんを褒めれば良いのかおのずと分かってきます。
できない部分よりも、昨日よりも上手になった部分や、頑張っている部分に注目しやすくなるのです。
子供にとって、なんでもできる賢いお母さんよりも、多少抜けている部分があっても笑っているお母さんの方がうれしく感じるものです。
まずは、自分へのダメ出しをやめてみませんか?
今の自分を丸ごと受け入れることができると、不思議とお子さんのことも丸ごと受けれやすくなります。
本当は、一番認めてほしかったり褒めて欲しかったりするのは、自分だったりします。
頑張った部分を具体的に褒めるようにする
お子さんを褒める時は、具体的に伝えるようにしましょう。
何がどんなふうに良かったのか、ゆっくり話すことで、お子さんも理解しやすくなります。
また、些細なことであっても、できるようになったことを細かく見てあげて、思いっきり褒めてあげましょう。
ほかのお子さんと比較して、できるできないと判断しないことがポイントです。
あくまでも、能力を褒めるのではなく、頑張ったことを褒めるようにしてみてください。
褒める時は、「〇〇できたこと、〇〇してくれたこと、お母さんはうれしい」というように、自分がうれしく感じているというふうに伝えるのもお勧めです。
子供は、お母さんが喜んでくれることをうれしく思うものです。
きっと、お子さんも喜ぶはずです。
ありがとうのパワー
あなたは素晴らしい、頑張ったといった言葉と同じくらい、あるいはそれ以上に子供を褒めることにつながる言葉があります。
それは、「ありがとう」です。
ありがとうは、大人でも言ってもらうとうれしい言葉ですが、それは子供も同じです。
誰かの役に立てたということが、子供にとっても承認されたようでうれしく思う言葉なのです。
もし、褒めるのが苦手なら、たくさんありがとうを伝えるのも良い方法です。