新しい家電は節電効果があるが、どのくらい効果があるのか
我が家の冷蔵庫が、購入してから10年を経過しました。
冷えなくなったなどというような不具合はないのですが、時々自動製氷ができなくなることがあり、もしかしたら故障するかもと思っています。
電気料金も値上げが続き、少しでも節電できればと考えていて、使わない部屋の電気は消すとかテレビを観ていない時は消す、トイレの暖房便座は蓋をするなどは心がけていますがあまり電気使用量が減ったという実感はありません。
特に冷蔵庫は24時間、365日稼働しており、使わない時はコンセントを抜くということができません。
古い冷蔵庫だと、電気使用量も多いのではないかと考えています。
新しい家電は節電効果があると言われていますが、どれくらい効果があるものなのか知りたいです。
消費電力が多い家電とは
消費電力が多い家電は、エアコンと冷蔵庫だと言われています。
最近は夏も異常な暑さですし、冬も厳しい寒さの日がありますので毎日使っているという人は多いでしょう。
また、ペットを飼っている家だと、24時間エアコンを稼働させているという話も耳にします。
冷蔵庫は不要な時はスイッチを切るということができません。
家に誰もいなくても稼働させておかないといけないものなので、どうしても消費電力は多くなってしまいます。
こうしたことから、古い冷蔵庫は消費電力が多いから節電のためには買い替えた方が良いと言われるのです。
冷蔵庫はそうそう頻繁に買い替えるものではありません。
長期に渡って使い続けることになるので、長い目で見るとかなり電気代を節約することができるのです。
冷蔵庫を買い替えた場合の節電効果
では、冷蔵庫を最新のものに買い替えた場合、どれくらいの節電効果があるのでしょう。
一例があるのですが、2003年度に発売された冷蔵庫(400~450リットル)の年間消費電力は600~680kWhでした。
その10年後、2013年度に発売された同じ容量の冷蔵庫になると200~230kWhとなっており、約3分の1までになっています。
もちろん容量やメーカーによって多少の差はあるかと思いますが、10年以上前の冷蔵庫を使うより、最新のものに買い替えた方が電気代は安くなることがわかります。
冷蔵庫は容量が小さいものの方が消費電力が少ないと思われていますが、そうではありません。
大きな冷蔵庫ほど、消費電力は少なくなっています。
その理由は、冷却の仕組みが違うことが挙げられます。
大きな冷蔵庫はインバーターやセンサー、AIなどが搭載されており冷やしすぎや頻繁なオン、オフなどがないのです。
そして断熱性能が違うことも理由になります。
大型冷蔵庫になるほど断熱性能も良くなるため、無駄な電気を使うことがないのです。
これらを参考にすると、最新の冷蔵庫に買い替えた方が良いでしょう。