Q.卒乳をスムーズに進めるための理想的な時期やコツはありますか?
子供が1歳を過ぎ、離乳食もしっかり食べられるようになってきたので卒乳を考えていますが、本人がとてもおっぱいを欲しがるので、無理にやめさせて心の傷にならないか心配です。
周囲からはそろそろだねと言われますが、本人のペースに合わせるべきか、それとも親が主導して決めるべきなのかというタイミングの判断に迷っています。
夜泣きや寝かしつけの不安を解消しつつ、親子ともにストレスを少なく進めるための具体的なステップや、やめる際に気をつけるべき注意点があれば詳しく教えていただきたいです。
A.子供の離乳食の進み具合や心身の準備状態を確認する
卒乳を開始するにあたって最も大切な目安は、子供自身の身体的な準備が整っているかどうかを見極めることです。
1日3回の離乳食をある程度の量食べられており、食後の水分補給もコップやストローでスムーズに行えるようであれば、栄養面での心配はほとんどありません。
また、一人歩きができるようになるなど、子供の好奇心が外の世界へと大きく広がり始めている時期も、授乳への執着が薄れやすいため良いタイミングと言えます。
時期としては、母子ともに体調を崩しやすい真夏や真冬を避け、気候が穏やかな春や秋を選ぶのがおすすめです。
断乳後の体調管理もしやすくなります。
さらに、保育園への入園や引っ越しといった大きな環境の変化がある時期は避け、子供が精神的に安定している期間を選びましょう。
親の側も、仕事復帰などの期限がないのであれば、本人の納得感を優先してゆっくりと回数を減らしていく方法もあります。
子供の成長を信じて、まずは日中の授乳から少しずつ別の楽しみへ置き換えていくことから始めてみてください。
A.カレンダーや言葉による言い聞かせで心の準備を促す
卒乳をスムーズに完結させるためには、あらかじめ日にちを決めて子供に伝えておく「言い聞かせ」という方法が非常に効果的です。
カレンダーに印をつけながら、「この日になったらおっぱいとバイバイして、お兄ちゃんやお姉ちゃんの仲間入りだよ」と毎日繰り返し優しく語りかけます。
子供は言葉の意味を完全には理解していなくても、親の真剣な表情や声のトーンから、何かが変わるということを察知し、自分なりに心の準備を整えていくものです。
当日はおっぱいに絆創膏を貼ったり、アンパンマンなどの好きなキャラクターの絵を描いたりして、視覚的に終わったことを伝えるのも一つのアイデアです。
寝かしつけの際にどうしても欲しがる場合は、パパに協力してもらって寝かしつけを担当してもらうなど、家族全員でサポートする体制を作ると成功率が上がります。
もし途中で子供が激しく泣き叫び、親子ともに限界を感じた時は、一度お休みして時期を改める勇気も大切です。
卒乳は決して親子の絆を断つものではありません。
新しい関係性へのステップアップであると前向きに捉えましょう。
