仕事の調子が悪いと感じることがあります

やる気がなくなって調子が出ない

最近、仕事中に調子が出ないことがよくあります。
仕事に集中できないことが多く、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
しばらく忙しくて残業もあり、自分なりに頑張ってきました。
それなのに結果が出ないのです。
こんなに頑張っているのに、誰も認めてくれないなんて、私には無理なのかなと思うようになってきました。

当然、やる気も出ませんから行動量も減ってしまいます。
そうすると、さらに結果が出なくなってしまい、もっと落ち込むという悪循環に陥っています。
こんな状態で仕事を続けていて良いのでしょうか?

心が風邪をひいた時は

やる気がなくなってしまい、行動量が減り、さらに落ち込んでしまうというのは、ちょっと心が疲れて風邪をひいた状態と言えます。
通常、風邪をひいたらゆっくり休んで薬を飲むなどして治します。
心の風邪も同じで、ゆっくり休むのが一番です。

心の風邪に効く飲み薬などはありません。
こういった場合、薬となるのは誰かからの励ましの言葉や褒め言葉です。
しかし、じっと待っていても「すごいね、頑張ったね」などとすぐに誰かが言ってくれるものではありません。
仕事の調子が出ないと悩んでいる時はなおさら、「誰も褒めてくれない」と落ち込むものです。

自分で自分を褒める、誰かを褒める

仕事でどうしようもなく落ち込み、心が風邪をひいた場合、まず自分で自分を褒めてみましょう。
自分で自分のことを褒めるなんてなんだか恥ずかしいと思うかもしれませんが、自分を褒めることは心の風邪の特効薬になります。
仕事で落ち込んだとき、「私は今、圧倒的に幸せだ」とか「私は強運の持ち主だからこんなことくらい何とかなる」と自画自賛してみるのです。
一人で落ち込んでいる時にこんなことを言うなんて、どうかしていると思うかもしれませんが、案外自画自賛は効果があるのです。

自分を褒めることは、どんなことでも良いです。
「私は健康で体力もあるから誰にも負けない」とか「家族みんなに愛されてとても幸せ」など、どんな些細なことでも大丈夫です。
自分で自分を肯定する言葉を見つけるようにしてみましょう。

そしてもう一つ、誰かを褒めることも大事です。
自分が褒めて欲しいなと思った時こそ、誰かを褒めてみましょう。
例えば「○○さん、いつも素敵ですよね」と誰かを褒めたとします。
そうすると褒められた人は「いえいえ、△△さん(私)の方が素敵ですよ」と言うことが多いです。

誰かを褒めるとその相手はうれしいなと思うものですし、笑顔にもなります。
そんな人を見ているだけで、気分が良くなるものです。
褒められた人も褒めた人に好感を抱きますから、その人から好かれることになります。

人に好かれることも「私は素敵だ」と思えることなので、気持ちは当然上がります。
褒めて欲しいなと思ったら、誰かを褒めてみましょう。